2017年!ノルディックランニング in Mt.ROKKO

今日はノルディックランニング関西普及委員会の2017年最初のイベント『2017年!ノルディックランニング in Mt.ROKKO』でした。

朝8:30頃にJR三ノ宮駅に集合し、簡単な自己紹介をしてから街中を抜け、六甲山に入っていきました。
そのトレイルに入る前にあまりにも気温が高く(3月頃の陽気だとか)、暑いので防寒着を脱いでのトレイルイン。先ずは尾根伝いで縦走路を目指します。
途中で今回がノルディックランニング初体験の方のポールの長さをノルディックランニング用に調整しました。
一般的にトレイルランニングで使うポール長は身長×0.65と言われてますが、ノルディックランニングで使うのであれば×0.7が基準になります(ノルディックウォーキングは×0.68、またノルディックランニングをダッシュインターバルなどよりスピードを上げるのなら更に伸ばしていきます)。
そうこうしているうちにもうすぐ縦走路。
出てから暫くそこを行きますが、やはり人が多いので脇道に入り、比較的走れるルートから市ヶ原へ。そして旧縦走路へと入っていきます。

ほんの15年程前はこちらが縦走路だったんですよ。今では地図にも載ってないので知っている方しか通らないほぼ廃道になってますが、ポールを持っているとこういう道の方がアドバンテージを感じるので廃道は積極的に採り入れたいです(廃道過ぎてポールを突けない所もありますが…)。

次は大竜寺境内からあまり知られてない再度山へ。
今回はイレギュラーなコースから入っていきましたが、階段を登って行くよりかは楽しいと思い、こちらを採用しました。
六甲山に何度も行ってても再度山山頂に行く人はほとんどいないので機会がある時に行っとく感じです。
そうすると途中に亀石が神戸市街を望んでいました。
先に進むと、少し急な坂(崖?)があり越えるとそこが再度山山頂です。地味ですが知る人ぞ知る、なので自慢は出来ます(笑)
実際にほとんど知られてない所なので、この日は再度山山頂へ行く道を2グループより聞かれました。
山頂ではお約束の写真。
ポールが入るとまた感じが違いますね♪  
そこから修法ヶ原池へ降りていくのですが、そこは人気の無いシングルトラックと虎ロープのトレイル。細かいテクニックを使って下っていきます。そして、再度越えに出るのですが出口付近のルートがZ字になっているので此方からは道があるのが見て分からない様になってます。それなりに楽しいトレイルなんですけどね。

次は修法ヶ原池に出てから廃道へ。入り口が分からなく右往左往しましたが程なくイン。
入り口が分かりにくいだけで中はちゃんとした道になってます。
また、出口は縦走路に繋がるのですが、これもまた踏み跡が無くなるので此方から入るのも困難だと思います(意図的に廃道にしたっぽいです)。知る人ぞ知る、若しくは地形が見れる人しか行かないトレイルでしょう。

そこから尾根、舗装路などを繋いで林道へ。
大体ここら辺までで前回の復習が終わり、今回のイベントの核心的トレイルへ。

前回の生駒山イベントでは気持ちの良い下りトレイルでのノルディックランニングで感じを掴んで貰うのとオフトレイルの楽しさとそれによるフィールドの広がりがメインでした。
今回の六甲山では下りだけでなく、上りで積極的にポールを使う事で楽に走れるというのを体感して貰いたい、という狙いがありました。

もともとノルディックランニングは普通のランニングと比べて、

・下肢へのストレス軽減
・上肢の強化
・姿勢の改善
・ランニング時の浮遊感を身につける

というメリットがあります。
他にもありますが今回のコース取りはこれらを考えた上で(もう一度明記しますが)、どうしても上りでのメリットを体感して貰いたかったのです。

ノルディックランニング(ウォーキング)ではポールで前方に進むべく後方に押します。トレイルランニングのポールはバランスを取るために下に突きます。
この違いがポール長が身長×0.7と×0.65の違いなのです。そしてスムーズに後方に押せるかどうかこそがトレイルランニングのポールとノルディックウォーキング(ランニング)のポールの違いなのです。
これが私がノルディックランニング時にトレイルランニングポールや同じような使い方になるトレッキングポールやマウンテンポールを使わない理由になります。

これらは、体験してもらえれば明らかに違うと分かります。
ただ、そのメリットを感じて貰うにはやはりある程度の練習が必要ですが、習得したら本当に身体の使い方から強化に、とメリットは多いです。

少し口説くなりましたが、興味を少しでも持たれましたら体験して欲しいです。

さて話を戻しまして、今回のノルディックランニングで軽く上るのを体験して貰う為のメイントレイルであるアップダウンがある水平管理道を過ぎ、クールダウンをするのに丁度良いトゥインティクロスを南下して行きました。
何回も渡河するのでトゥインティクロスなのですが、その中の一つの河童橋は上高地のをモデルにしているんですよね?
水中木もらしさがあります♪
更に南下すると市街地が見えてきます。
そうなると今回のイベントも終わりを感じさせます。
神戸は山と街の距離が近くていいですね。

そのままJR三ノ宮駅まで行き、今回も参加者さん達のご協力により無事に終了しました。
ありがとうございました。

そして、今回もこのレポートの写真をご提供頂きました。ありがとうございました。

重ね重ね、毎回毎回ありがとうございますm(__)m



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