20170325ノルディックランニングPlay in the forest of Hokusetsu‼

 今日はノルディックランニング関西普及委員会のイベント『ノルディックランニング Play in the forest of Hokusetsu‼』を開催してきました。参加を表明してくれた方がインフルエンザになり突然参加者一人となりましたので二人での山行です。

千里中央駅からバスに乗り、最寄りバス停で下車。先ずは帝釈寺へ。脚の御願いをしました。因みにここから勝尾寺に行くのが正月の私の定番ルートとなっています(が今年は忙しくて出来てません)。
ここには勝尾寺参道の町石があります。あまり知られていませんが…。  
そして、ルートを勝尾寺参道へと行きますが、その途中で栗生高原自然歩道の方面へ。暫く舗装路を行きますが途中で素盞嗚尊神社があります。

ここには山の神が鎮座しています。

道に戻り、暫く舗装路を上るといきなり山道になり、緩やかなアップダウンのあるノルディックランニングしやすい道になります。また、ここはマイナールートなのでハイカーもほとんどいません。知る人ぞ知るトレイルです。
そこから次のトレイルはほんの極僅かの人しか知らないであろう参道へ。個人的には一般的な二つの参道よりこちらの方が歴史が感じられ好きです。雰囲気も素敵ですし、ハイカーにも会いません。
出入口が他のトレイルと離れているのと、メジャー過ぎる参道が近くにあるので物好きしかトレイルインしないです。

水を感じられるトレイルは個人的には好きですが、もう少しすると動物たちが動き出すので今の時期ぐらいが安全でしょう。

町石のあるトレイルはその当時を想像しながら歩く(走る)のが楽しいですね。 
途中、炭焼き窯がそれなりに綺麗な形で残っています。後にも書きますが、北摂には結構綺麗な形で残っているのが多くあります。
そのトレイルを後にし今度はメジャールートの参道に入り、メジャーな物を見て、メジャールートで距離を稼ぎ、次のトレイルへ。
別名KOBOTRAILルートへ。まさにそんな感じの直登です。
そこを越えて、またトレイルホッピング。次のトレイルへと進みます。通称オオカミロード区間。遊べる広い斜面があります。
ですが、近年テープを付けまくる人が現れ、それまでここを使う人は暗黙の了解でテープを付けないでおく山域だったのですが…
このように印を付ける事によりこのレベルに達しない、地図が読めない人でも容易に立ち入るようになり、しかもその事により定員オーバーしていまい、そのテープ通りに道が出来てしまいました。
管理出来ない所・オフトレイルでは目印を付けるとそこから山は崩れていくのが分かると思います。
そもそもがオフトレイルでは必ずする、振り返って景色を見る(記憶する)という行為をする人が本当に少なくなったと感じています。これは色々とメリットがあります。この振り返りは是非とも癖になって欲しいと思います。
そうするとこんなイージーな所で印を付ける事は無くなると思うのですが…
オフトレイルでは色々と想像を働かせるのが面白いです。こういう風に遊ぶのも有りだとは思います。   
いろいろと遊ぶには周辺を見る事も必要で、トレイルホッピングするとマウンテンホッピングしなくても植生が変わったり、表情が変わっていくのが見れると思います。特に今回はそういうルートを選びました。
その中には人工物もあります。今回は崩れ落ちてる炭焼き窯も有りましたし、それなりに形の残ってるのもありました。
こういう物があるということは必ず動線があるもので、地形を見ながらそれを探しだすのも楽しみではないでしょうか?

このようにして、今回はトレイルなりオフトレイルなりをホッピングして次々と繋げ、バリエーション豊かな北摂の面白さをそれなりに伝えられたかと思います。
最終的にはそれらいろいろと楽しめる相棒にノルディックウォーキングポールを選んで貰えたら…という想いで2016年12月から始まったフィールドに出て試すノルディックランニングイベント。
そもそもがゼロから始まり、紆余曲折してなんとかここにたどり着いたのですが、それなりに良い形で終えられて良かったです。

今まで参加された皆様、本当にありがとうございました。

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