20180531朝活Fell-Running
今日の朝活はFell-Runningの予定でしたが、昨夜の雨で地盤が緩んでいたので起伏の少ないコースを選びました。
さて、そのFell-Runningですが、記録では11世紀半ばまで遡れる事を前回書きましたが、そこにオリエンテーリングの要素を導入して1968年に始まったのが『2DAYS MountainMarathon suponsered by Karrimor』です。これは二人一組で参加しテントや寝袋をつめたパックを背負って競うものです。
1976年からはKIMM(Karrimor International Mountain Marathon)となり世界主要国で開催されました。
この時に日本でも開催されていて、それが元となり、1992年に第一回大会が開催されたのが『日本山岳耐久レース(長谷川恒雄カップ)』(通称ハセツネ)だそうです。
その後、KIMMは2004年からOMMとして毎年10月の最終週に開催される様になりました。
またKIMMの大会の為に『KIMM』シリーズという軽量パックが販売されていましたが、それらは現在のOMMパックのクラシックシリーズとほぼ同じ様な形をしており、マットとして使える取り外し式の背面シートを既に装備していました。この製品は現在のULパック・トレイルランニング用パックの基礎を作った画期的な製品だったそうです。
このようにFell-Runningから分派していった競技が幾つかありますが、それに大きく貢献したのがKarrimorの二代目マイク・パーソンズ氏で、同社の経営から退いた後にOMMなどに注力しましたが、その後にOMMからも退き、現在では湖水地方で執筆活動をしているそうです。
大阪城ではヒヨドリバナ?が満開でした。
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