20200131雪山からの考察

今月のノルディックランニング関西普及委員会は先月に続き雪山です。そこで感じた事をお話しようと思います。

なので、より山の方に振ってピッケルワークとノルディックウォーキングについてになります。
前にお話したように最近では静荷重静移動が足場の悪い登山道で有効な歩き方と紹介されるようになりました。これをノルディックウォーキング風に言えばいつもより腰の移動を遅らせると表現したら分かりやすいかと思います。

足の接地面の状態によりこの腰の移動をどれだけ遅らせるのかは違くなるのですが、常日頃からそれらを意識できていれば直ぐにできると思います。また斜面が急になればポールではなく、ピッケルを使う事になるのですが、ダブルストックではなくなるので、ピッケルを一本斜面側に持つことになります(二本持って登ることもありますが一般雪山縦走では)。

足の方もキックステップやスリー・ナインオクロックなど、滑るところでは12本爪アイゼンを使うようになるのですが、よりグリップのある足の着き方を考えれば自ずと決まってくるのでそれもまたあまり悩むところではないでしょう。

またそこで滑るようでは常日頃から足裏感覚を蔑ろにしている証拠なので意識するようにしましょう。

等といろいろと考えて登った雪山でしたが、ピッケルを使う度に毎回思うのは、雪国の子は雪面にスピッツェからピッケルを差して登る動作をスコップでやるよね、という事です。

これをする度に、そうやって屋根に登り、雪下ろしをしていた頃を懐かしく思います。今では雪は積もらなくなりましたが。

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