朝活!大阪城でノルディックウォーキングしよー!!20160704
今日は先ずはノルディックウォーキングのキャッチ&プッシュをよりしっかりとしよう!でした。細かく言うと、ノルディックウォーキングポールのグリップを手を前に振るときにキャッチ!そこから後ろに振り、腰を越えた所で後ろに投げ出す!です。以前ほどこの後ろに投げ出す必要性は無くなりましたが、基本なのでここでは採用して教える事にしました。また、この講習は最初にポールを地面に着いてしまうと違う意味合いになってしまうのでポールは最小の一番畳んだ状態にしときます。LEKIのトラベラーやトラベラーショートが使いやすい所以です。そして、ここではストラップに手を通してポールを使いますが、ポールを使わずにウォーキング途中でグー・パーするエアノルディックというのもあります。通勤通学等のウォーキング時にこれで練習してみてください。さて、先ずはポールを着かないノルディックウォーキングなのでポールグリップをキャッチするタイミングとポールを後ろに投げ出すプッシュのスピード・コントロール等を身につけます。この練習は日頃このポールコントロールが出来てないと上手く手を振る事が出来ないと思いますのでチェックにも使えます。不慣れな場合は歩かずに直立の状態で先ずは手を振ってみてください。これができる方は初めから歩いてポールを振っても大丈夫です。歩きながら(ポールを着かずに)スムーズなキャッチ&プッシュが出来たなら、いよいよポールを伸ばして歩きます(ポールの長さは習熟度により異なります、必ずインストラクターに見てもらう事をお勧めします)。
ノルディックウォーキングはポールを地面に突くので、先のようにポールを着かずに普通にウォーキングしている時とリズムが違います。そこを理解してノルディックウォーキング時の自分なりのリズムを身につけていくのも上達の近道です。
その歩き方で最近分かってきたのは、体幹の使い方で一軸で歩く方と二軸で歩く方がいる、という事です(前回の時の朝活の続きです)。
一軸理論とは簡単に説明すると身体の中心に一本の軸があり、右足(腰)が前に動く時は左肩が前に動く(連動する)というものです。二軸理論とは簡単に説明すると右肩と右腰(股関節)が共に前にいく(連動する)、というものです。当然それぞれに逆側もあります。本当にざっと簡単に説明しましたが、実際に自分がどちらなのかは分かって歩いてる方はあまり居ないのでは?と思います。特別に歩く・走る等のトレーニングを受けた方は当然一軸に、武道をされてた方は二軸に、程度で一般の方の見分けはなかなか難しいです。私も歩きを見て分かる方は良いのですが微妙な方は...?と迷います。なんとなくこれかな?での見分け方は両手を後ろに組んでもらい、歩くか走ってもらって、右足(腰)が出た時にどちらの肩が連動しているか?です。右肩なら二軸で、左肩なら一軸です。今はこれを目安に一軸のノルディックウォーキング、二軸のノルディックウォーキングと教え方を変える事にしました。
どうしてそうするのかというと、最近気づいたのですがノルディックウォーキングのインストラクターさんは初心者に教える時は圧倒的に一軸理論を使います。ノルディックウォーキングがどこ発祥か考えればそれはごく自然な事なのですが、(今にして思えば)少数ながら二軸理論のノルディックウォーキングを教える方もいらっしゃいます。受講者さんも勿論一軸の方もいれば、二軸の方も。その多くの方を見ている内に二軸の人が一軸になれずに挫折してるのではないのか?、と思い人に教える時は一軸二軸を分けて教える必要性を感じました。
そこで色々な仮説をたて、自分の中でのトライ&エラーを繰り返してやっとアウトプットできるところまで今朝きました。
どこがどう違うのか?というのはまだ細く文章で書けないのですが、パッと見で一軸は動きがスムーズで優雅です。二軸は安定感があり破綻がないです。
丁度、今朝の参加者さんが一軸と二軸で綺麗に一人ずつ分かれてました。下の画像で右の方が一軸で左の方が二軸です。そして、二軸の方は今までノルディックウォーキングを正式に習ったことがなく、ポールを買って何年も経った方です。その間、ノルディックウォーキングをする時は先をずっと引きずって歩くという初歩初歩のウォーキングをされてました。なのでその癖をどうとるか?をずっと考えていたのと、他の講習で尋ねられた事、初心者講習を開いた時に聞かれた事、等がずっと心に引っかかっていて、私が出来る現在の最良の講習とは?がこのその人の適正にあった軸理論のアドバイスをする、に繋がったのです。良かったのはその事でその方が、ノルディックウォーキングってこんなに楽なのか!と声を出すほどに分かってもらえたのと、見違える程に動きがノルディックウォーキングになった事でした。またもう一人の一軸の参加者さんも動きが小さかったのが見違えるほど腕を振れるようになりました。
インストラクター冥利につきる瞬間ですね!
このように、私が出来るのは一軸二軸で取っ掛かりをつくり動きをノルディックウォーキングに近づけていく、です。まだまだ教える事は山とありますが、私もまだ習得途中の身なので一緒に成長していけたら...と思っています。
個人的に今仮説をたてて取り組んでいるのは、一軸二軸に拘らずに柔軟に軸を作り出せたり、消失させれたら?と思ってやっています。例えば、二軸で初動を作りだし、一軸に滑らかに移行する、とか今自分にやってるのはそれです。柔らかいけれども実のある動作、それを実現できたら?と今はそれを目標にトライ&エラーを繰り返しています。
ノルディックウォーキングは一つの扉を開けるとまた次の扉が出てくる出口の無いラビリンスなのかもしれません。
次の朝活は、木曜日6:15~7:00の大阪城トレイル!Fell-Running!!です。走れる格好でお越しください。
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