20190911ウォーキングレッスンその3
1ヶ月に一回の更新宣言をしておきながら8月が飛んでしまい申し訳ありません💦
大目に見てお付き合い頂けると大変助かります。。。
さて、前回の続き。
「押す派」と「蹴る派」の二派がいて、私は「押す派」になりました、というところまでお話しました。
その切欠になったのが、近年のノルディックウォーキングの遣り方で腕を後ろに振った一番最後に再度プッシュするのを教えなくなったことです。
何でだろう?とずっと思い、無くなる事で何が変わるのだろう?とずっと検証してました。
私はノルディックウォーキングとは、腕と脚が同じような動きで同じような役割を担う、とシンプルに思っています。
腕は前にある時にポールを地面に突いて(着いて)、腕を振り、体側より後ろにいって、ポールが地面から離れる。そして前へ。この一連の動作は(ポールは無いのですが)脚の動きと同じです。
腕は前から後ろに移動する時に、体側で肩が乗るのです。
脚は前から後ろに移動する時に、体の下で腰が乗るのです。
個人的にはこれを骨に乗ると言ってます。
骨に乗る為には自ずとその位置が導き出されるのです。ノルディックウォーキングでは多くの講習で最初の最初に正しい姿勢の話をします。それは骨に乗った感覚を再認識させる為です。
これを検証していくと、腰が乗らない位置で歩くと蹴るになりました。腰が乗る位置で歩くと押すになりました。
腰が乗っている状態では十分な推進力を得られているので蹴る必要を感じません、反対に腰が乗らない状態では推進力を得づらく蹴る必要性を感じました。
また、ここでは腰が乗らない位置=腰がひけている位置、としてしました。
この結果を受けて、私は「押す派」に。合わせて脚と腕は同じような動きで、同じような役割を担っているので最後の再度プッシュが必要では無くなったのだろう、と解釈をしました。実際に十分な推進力は得られているので。そして何より末端の小さな筋肉を無駄に使わないで済むのが私にはありがたいです。
なので、私はずっと「押す派」目線でノルディックウォーキングなどを教えています。
ただ、こういうものには流行り廃りがあり、何年かすると「蹴る派」が優勢になるかもしれません。その時はまた検証していきましょう。
0コメント